恵庭南高校定時制課程でお話しをしました。

●2018/9/4 午後6時半〜8時
●恵庭南高校定時制課程 総合学習の時間
定時制の4学年 40名程度
●色覚の多様性〜みんなちがってみんないい

10年ほど前に、北海道新聞で「色弱者の本音」をお読みいただいた三浦先生からのご依頼でお話しをいたしました。
先生はカラーユニバーサルデザインという言葉、さらに、色覚特性、多数派色覚、少数派色覚等の言葉を用いた授業をされています。
教科書には色覚は載っていませんが、人権教育としても優れた素材だと考え、現在も引き続き授業で扱っていらっしゃるとのことです。

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世間で「障害」と呼ばれているものの(すべてとまでは言いませんが)多くは個人にではなく社会に原因があるということを、もっとも説得力を持って伝えられると感じています。『色弱の子を持つすべての人へ』の増補改訂版も読ませていただきました。初版に比べて、遺伝や進化の最近の研究成果が多く紹介されていて、とても興味深く読むことができました。

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とのことでした。有り難いです。

生徒さん達の年齢もかなり巾があり、さまざまな方がいらっしゃいました。皆さん、熱心に聴いてくださってメモを取ったり、笑ったり、クイズに答えてくれたり、楽しかったようです。

みんなちがってみんないい という言葉がすんなり届いたような気がします。

ご依頼いただいた三浦先生。ありがとうございました。栗田。

会員の集い開催しました

開催日:8月25日(土)
会場:エルプラザ
参加者:24人
 今回の集いは、札幌市が2016年に策定した「広報に関する色のガイドライン」について、プロのデザイナーや企業の広報担当者を対象に知識を深めていただこうとHCUDOで毎年開催している「色のガイドラインセミナー」の「会員向けダイジェスト版」を開催しました。
 ユニバーサルデザイン色弱の知識、色の感じ方について学ぶ基礎編、CUDに配慮した印刷物を制作する際のポイントを説明したDTP編、WEB制作における色使いの実践的な手法をまとめたWEB編の3部構成をスライドを見ながらお話しさせていただきました。
 このような企画は初めての試みでしたが、セミナーの途中はもちろん、開催後にも「初めて聞くことが多く面白かった」「勉強になった」との声をたくさんいただき、手応えを感じた集いとなりました。
 セミナー後に「CUD認証のための検証はどうやってやるの?」という質問をいただいたことをヒントに、検証を疑似体験していただくワークショップ形式の集いも計画中です。次回の集いもぜひお楽しみに。

美唄市立美唄中学校の勉強会にてお話し

2018/08/17 10: 30〜12: 00
美唄市美唄中学校 視聴覚室
対象は各担任の先生・教頭・校長先生 12名

養護教諭の加藤先生は以前に養護教諭の研修会で私のお話を聞いてくださっていて、今回の勉強会に推薦してくださいました。また校長の井畑先生は3年前に月形に谷越さんと私でお話しにお伺いした時に話を聴いてくださっていました。

皆さん。一時間半の間、楽しく熱心に聴いてくださって有り難かったです。ここでも「色のシミュレータ」は大活躍。また、『多様性』については教科を超えて共感してくださったようです。チョークについても在庫がなくなり次第切り替えるのと、色弱のクラスを優先的に切り替えていく方針とのことでした。

終わってから校長先生・教頭先生・養護教諭の加藤先生とお話しした時には「色弱を入口として多様性の話に拡がるのは理解しやすく、とっても勉強になりました」とのことでした。

また、機会がありましたらお願いします。

ありがとうございました。栗田

北海道大学理学部会報誌

北海道大学理学部の会報誌「Sci」Vol.3を、CUD認証させていただきました。前号の2号に引き続きの認証です。
テーマによって色使いをわけ、色弱者にも見やすく配慮しています。
機会があれば、ぜひご覧ください。

札幌市教育委員会主催: 養護教諭初任者研修にてお話ししました

・札幌市教育委員会: 主催:
・8月8日(水)9:30〜11:00
・会場: ちえりあ5階B研修室
・対象: 養護教諭。初任者13名、経験者20名

皆さん、養護教諭さんたちでとても熱心に聴いていただきました。
特に「少数派・多様性」がカギだという認識は養護教諭の皆さんはお持ちですので
どうやって担任の先生方にこの考え方を拡げていくかが課題のようです。

まずは「eyeチョーク」を導入することから始めると話が具体的になるというアドバイスをさせていただきました。

ご紹介いただいた先生。ありがとうございました。

栗田