日本サインデザイン協会セミナー

タイトル サインとカラーユニバーサルデザイン
と き  2012年11月10日(土) 14:00〜
ところ  札幌市立大学サテライトキャンパス+札幌駅周辺

今回のセミナーは9月28日のCUDセミナーの続編で、サインデザインに関わる方々を対
象に行われました。内容は「デザイナー向けに絞り込んだCUDの話」と「実際に街中のサ
インをシミュレーションする」の2本立てです。
セミナーの前半は「デザインをする上で心がけておきたいこと」と題してCUDを実践する
上でのヒントやコツを披露(徳中)。さらに、「サインデザインの事例や特性」を説明し
た後、仕事で使ってほしいシミュレーションツールを紹介(本間)しました。
参加した皆さんのほとんどが、サインデザインや建築、グラフィックデザインのプロ。
スライドを見つめる目は真剣そのものでした。

街中に移動する前に、まずスマートフォンのアプリ「色のシミュレータ」をダウンロード。
既にこのアプリを使っている方もおられて、準備万端。
スマホ片手に「いざ街中へ!」

札幌駅周辺の案内図や時刻表を「色のシミュテータ」で次々にチェック!
「色のシミュテータ」でシミュレーションすると、伝えたいはずの情報が伝わっていない
場合があることに気付きます。
「おお!!」
「なるほど〜」
スマートフォンiPadをかざして歩く集団は、周囲の人にはちょっと不思議な人たちに見
えたかもしれませんが、参加された皆さんはシミュレーション画面に集中していました。

サインは不特定多数の人が頼りにする情報です。
「今後は『CUDを考えない』『CUDはわからないままにする』はありえない」は参加され
たデザイナーさんの感想です。
嬉しい言葉です。

日本サインデザイン協会様、そして、参加された皆様、ありがとうございました。