4月26日、後志養護教員会でお話しさせていただきました。
4月26日、後志養護教員会でお話しさせていただきました。
きっかけは
2009年10月22日 木曜日に岩見沢市教育研究所にて開催されました、第16回空知養護教員研究大会 第34回南ブロック研究大会で「色弱者の本音」をしゃべったことです。それが良かったらしく、空知の養護教諭さんから後志地区の養護教諭さんたちに情報が行ったとのことです。こんな感じで全道回れれば良いですね。
http://d.hatena.ne.jp/HokkaidoCUDO/20091111/1257914988
さて、場所は余市町立黒川小学校のコミュニケーションルーム
午後1時〜3時まで ゆっくりと話ができました。
当日参加されたのは後志地区の小中学校の養護教諭さんたちです。四十人近くの女性の方ばかりでした。皆さん大変に熱心にお話を聞いていただき、非常に話がしやすかったです。
特に、色弱の検査が廃止された件に関してや、今後、色弱の児童・生徒に対してどのように教育していけばよいのか?
また、担任の先生方にはどのように説明していけばよいのか?
また、色弱の子を持つ親御さんにはどのようにお話しすればよいのか?
現場にいらっしゃるので反応がとても良くて、深い話ができました。「もし、色弱の子が二十人に十九人居たらその子は『色弱』とは言われずに、いわゆる『正常』の子が色弱と言うことになってしまいませんか?」という話が響いたようで、皆さん複雑な顔をされていました。
色弱に限らず「障がい」と言われている「特性」を持つ子供たちに日常的に接しているだけあって理解の速さと深さに感動しました。障がいが病気ではないのではないか? という感覚をみなさん何となく持っていらっしゃるようでした。
当日、学校で使用されているチョークを持参していただきました。残念ながらCUD認証のeyeチョークを使用されている学校はありませんでした。日本理化学工業さんにお願いして後日、eyeチョークの見本を養護教諭さんたちに送らせていただきました。
少しでも、eyeチョークが拡がって、CUDの考え方も浸透していけばと感じました。
文責: 栗田。