「大分県ソフトパーク開設30年記念事業における講演」でカラーユニバーサルデザインとアートについて話をしました

2014/11/24 に講演させていただきました。テーマは「みんなちがってみんないい」
時間は 13:00〜15:00
参加者: 20名
場所: 学校法人善広学園IVY総合技術工学院 7階

質問もたくさんいただき「目から鱗が落ちる」というお言葉をいただきました。ありがとうございました。


以下は皆さんからいただいた感想などです。

ご感想・質問

1) 色弱の方の見え方は皆さま同じなのでしょうか?
(対応は一種類でよいのでしょうか?)
 何故、色弱の検査がなくなったのですか?

2) これまで、色弱の方がどんな風にみえているのかなど、考えたこともありませんでした。今日のおはなしをきいて、色弱の方の見え方などをくわしく知ることができ、カラーユニバーサルデザインの必要性も強く感じました。私は教員なので、これから、チョークの色の使い方や表の作り方など、工夫していこうと思います。また、大分でももっと学習会などがあると良いと感じました。とてもためになりました。ありがとうございました。

3) メガネをかけて周りを見てみてよくわかりました。何気なく作っている資料の色使いにもう少し気を配ろうと思いました。ありがとうございました。
少数派で得したことはありますか?

4) 色弱の度合いは年齢とともに変わることがあるか?

5) 子供が最初に色弱かとわかるのは通常何歳位、どんなきっかけが多いのか?自分でわかる?周りから指摘されて?
・子供が色弱だとわかったとき、本を買うこと以外に親はまずどうすれば良いですか?
特に子供に対して、周囲に対して

6) 色弱は個人情報ですか?・お聞きしてもよいでしょうか?

7) 私は高校の生物の教員をしています。伴性遺伝の授業の時、いつもチョークの赤の色の見え方を生徒に聞きます。教科書の記述も赤緑色盲と正常という表記になっているので、私は、正常という定義を何をもって正常といっているか考えることをいつも呼びかけます。赤も一人一人まったく同じには見えていないことも一般的には、昔の異常という言葉は、きえましたが、ことばだけで遺伝的な病気や赤緑色盲に対する偏見や基本的人権を大切にする啓蒙活動はまだまだ必要だと思います。
 赤緑色盲の遺伝と、血友病の遺伝のし方が同じこともあるのでしょうが、今日は栗田さんご自身の経験やP型の人たちがどのように見えているか、お聞きすることができ、大変勉強になりました。私も今後も呼び方の問題や新しい知識を生徒に伝えていきたいと思います。障害のある人も偉大な人と一緒に生活できる社会を目指さなければと思います。活動を応援します。私も自分でできる活動で頑張って行きます。

栗田マサキ